「いつかやろう」のウォーキング
休みの日曜日、早く起きて北海道神宮まで歩いてきました。片道3.5km程の道のり。40分程かかりました。
もっと距離があるかと思っていたのですが、歩いてみると意外にそうでもない。ときどき通勤で歩く距離に毛の生えた程度です。
やってみないと、本当のサイズ感が得られないときがあるものですね。いつか北海道神宮まで歩いて行ってみたいな、と思ってはいたのです。すぐに行動できないとき、実はそうでもない想像するサイズ感に「今度でいいや」になり、先送りしてしまうものなのかもしれませんね。「とりあえず動いてみる」も大事ですね。
5時40分。気温11℃。晴れていながらも、空気がピンと張りつめているようで気持ちがいい。車はまばら。歩道にはジョギングやウォーキングに勤しむ人たち。みなさん素晴らしい、と素直に思います。私はジョギングに挫折したクチなので。
道のりは、よく知った道です。YouTubeや書籍を音声で聴きながらひたすら歩きます。「ただ歩く」ということが退屈に感じ、イヤホンを耳にします。本当は、いつものイヤホンをはずし「ただ歩く」「ただ風景を見る」ということをしたいな、とも思うのですが、やっぱり手持ちぶさたになります。基本的に、「歩くこと」「走ること」がそれほど好きではないのでしょう。だからこそジョギングに挫折しているのですが。まあ、何かを聴きながらというのは、歩くための工夫ですよね。
自分の中にもあるはず
北海道神宮まで久しぶりに来て、何もしないで帰るのもな、と思い参拝してきました。私は、決して信心深い方ではありません。しかし、自分が大切にするもの、自分の軸とするものをわかっていることが大事なのだと感じています。私は、それをこれまで外に求めることが多かったように思います。確かに外にもあるでしょう。でも、いま一度それを自分の中に求めていきたい。自分の気持ちと行動が一致するような生き方がしたい。改めてそう思います。
早起きは何かとお得
早朝の北海道神宮には、体操で集まっている方達がいました。みなさん素晴らしいな、と思いました。末席で私もラジオ体操に参加させていただきました。手足をピンと伸ばしながら、樹々の間を駆け回っているエゾリスが視界に入り、私は何となく得をした気になっていました。早起きをすると、ちょっとしたことでも得に感じるものですね。