物:今の自分が管理できる量を持ち、大切に使う
BS朝日で毎週月曜日に放送されている、ウチ、”断捨離”しました!を見ました。
毎回、”断捨離”依頼者の元に「断捨離のやましたひでこさん」が行き、断捨離指南をする、という番組です。
今回は、高齢のご両親と住む娘からの依頼でした。
家の中は、倉庫のように物や書類が溢れていました。
物が多すぎて、高齢の母はどこに何があるのかも忘れてしまっている状況でした。
娘さんは、高齢の両親と安心して暮らせる家にしたい!という希望を持ち、番組に応募されたようでした。
その中で、やましたひでこさんがこう仰っていました。
(物が)たくさんあればあるほど、若い人でも一つ一つを認知していくのは大変。認知機能が衰えているということは、自然なこととして、それに合わせて物を減らす。物を絞り込んで選び抜いていったら、認知機能の衰えと物の量が一致するから何の心配もいらない。
確かにその通りだと思いました。
自分の今に、物の量を合わせる。
- 今の自分が管理できるだけを持ち、大切に使う。
自分が欲しいもの全てを手に入れ、それを管理できる能力と、
実際に自分がどれくらい物を管理できる能力があるのかは別ですよね。
自分が主体で考えることができたら、潔く生きることができる。
でも、物を主体で考えてしまうと、持てない不安に悲しくなってしまう。
年を取ると認知機能が衰える。
経済力が落ちると、欲しい物が買えなくなる。
家が狭いと、物が置けなくなる。
不足を嘆くのはやめましょう。
今の自分に合わせることを良しとしましょう。
ただし、それが怠惰の言い訳になっているのなら、
自ら何とかしましょう!