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ナマケモノは怠けてない

こんにちは〜(^^)

かじゅいごブログのarataです。

今日はわたしが好きな動物のひとつ、ナマケモノについて書きます(^^)

なまけもの

ナマケモノ…。そう、ヒト目線で理不尽な名前を付けられたあの生き物です。

そのスロウな動きから「ナマケモノ」と呼ばれるようになったという身も蓋もない理不尽さなのですが、ちなみに英語名のSlothも「怠惰」や「ものぐさ」を意味するものなので、概ね「だれが見てもコイツは…」ということなのでしょう。

怠け者

わたしがナマケモノを「いいなあ」と好ましく思うのは、”わたし自身がナマケモノだから親近感を抱いた”からではなく…いや、半分は当たってます…いや、8割は当たってます…わりと家でダラダラしているのが好きな方ですから。自慢できることではありませんが…。

ナマケモノ

ナマケモノの素晴らしさは、生息地である熱帯林での生き残り戦略にあります。また、生体機能がとても理に適っているところにあります。第一、怠けているからノロいのではありません。

たしかに1分間に2メートルしか動けないノロさなのですが、そのスロウな動作のお陰で、樹上では敵に察知されずらくなります。

1日にわずかの葉っぱを食べればよいので、動き回る必要がありません。週に一度のウンチのために地上へ降りる以外は、基本樹上です。

1日20時間の睡眠も、交尾も、出産も樹の上です。食べものでも縄張りでも他の動物と争わないことで、生存競争を勝ち抜いているのです。オオギワシなどの猛禽類や肉食動物の餌食になりながらも、絶滅せず、耐え抜いているのです。

他の動物のように、争いに勝つ強さも、敵から逃げ切る速さもありません。ただひたすら省エネで環境に適応しながら生命を繋いでいます。自前で人生を何とかしようとする静かな循環を感じ、わたしもまた自立を堅持しなければと思うのです。